授賞式
2005年モンブラン・ヤング・ディレクターズ賞は、ウラジミ-ル・バルトルの『アラムート』を監督したセバスチャン・ホルヴァート氏に授与されました。彼は、リュブリャナのスロヴェニアン・ナショナル・シアター・ドラマと共同でこの作品を制作しました。
1936年にウラジミール・バルトルが発表した小説『アラムート』を舞台化したホルヴァート氏の作品は、観客を危険に満ちた旅路に導きました。リュブリャナのスロヴェニアン・ナショナル・シアター・ドラマの団員が演じた主人公は、小説の登場人物を劇中の役に見事に移し変えています。演劇につきものである「宿命」の特性を表現しているのです。 人間というものがいかに簡単に操られてしまうか、この作品が教えてくれます。 ホルヴァート氏による「アラムート」の戯曲化は、大いなる成功を収め、現在でも不動の評価を保っています。